【妊娠36週】骨盤計測レントゲンを撮影→児頭骨盤不均衡!?
妊娠10か月で骨盤計測レントゲンを撮りに行ってきました。
わたしが通っているレディースクリニックは、全ての初産婦は妊娠9か月で
近所のクリニックへ骨盤計測レントゲンを撮りに行くように決められていました。
産科の医師に「被ばくは大丈夫やから~」とさらっと言われ、レントゲンの予約。
(今時は全例レントゲンを撮影するようにいうクリニックは珍しいと思いますが)
胸部レントゲン以外の部位を撮影されることはなかなか無いので、後日、
楽しみにしながら予約したクリニックへ。
予約時間15分前に到着して、受付に声をかけると
男性技師が迎えに来てくれてそのまま撮影へ。
撮影方法の名称はマルチウスとグースマンです。
マルチウスは
半座位で、ベッドで両手を後ろについて、
ふとももにスケールを乗せて、動かない。
グースマンは
立位で、側面性をしっかり意識して立ち、
お股にスケールを挟んで、動かない。
側面性と、角度の調整と、スケールがしっかり照射野に入っていることが重要で、
しっかり計測するためには難しい撮影ですが、再撮影無しで一発OKでした。
この時代ですがフィルム出しで写真をもらい、帰宅。
家に帰ってもちろんすぐに検像です(笑)
グースマンの側面性が微妙。。
これは許容範囲ギリギリだな・・・。
と第一印象。
あと、赤ちゃんは骨盤内に収まっておらず、出産はまだまだだなあという印象。
マルチウスの写真を見て、自分のふとももの脂肪の多さにショックを受けました。
産後、絶対に瘦せないかん。
記念にこのフィルムを写真に納めたいが、
もちろん家にシャウカステン(レントゲンフィルムを見るための、高輝度に光るアイテム)は無いので難しい。。
半透明なガラスにフィルムを乗せて、後ろから旦那にスマホのライトを当ててもらいましたが、もちろん輝度が足りません。
難しい~。笑
なんとか白い壁にフィルムを向け、かろうじでスマホで撮影できました。
ちなみに、わたし自身は9年の技師歴で4回しか撮影をしたことがありません。
わたし自身が一般撮影をあまり担当していなかったことと、やはり被ばくを伴うので、最近はあまり撮影しない施設が増えているからだと思います。
4回しか撮影したことはないですが、なかなか難しい撮影です。
妊婦のお股にスケールを挟んで、角度をしっかり調整します。
被ばくを最小限にするために、撮影条件にも気を使います。
再撮影をなるべくしなくて済むように、とプレッシャーも感じます。
そして後日、フィルムを持参して、産科の検診へ。
医師「レントゲンは、問題ない・・・・」
と言いかけたところで、
医師「いや、これは赤ちゃんが大きくて骨盤を通らないな」
と言われました。
グースマンは赤ちゃんの頭がフィルムから離れるので、多少児頭が拡大して見えるにしても、通常分娩は難しく、帝王切開のほうが良いかもしれない、と言われました。
つまり、児頭骨盤不均衡(CPD:Cephalo-Pelvic Disproportion)の可能性があるというのです。
わたし自身は150センチ以下の小柄でもなんでもなく、
普通体系の普通体重なのに、骨盤腔が狭いなんて。
それに加えて、高身長な主人の遺伝でしょうか、妊娠糖尿病ではなかったのに、
赤ちゃんが成長しすぎてしまいました。
(36週ちょうどの時点で成長曲線の上の線上である、3000g超え)
ということで、わたしは骨盤計測レントゲンで、CPDの可能性が分かりました。
レントゲンで手術か否かが決定される場面に自ら遭遇し、
職場復帰したら、また良い写真を出せるように頑張ろう…と思いました。
帝王切開をするかどうかは、来週の検診で決めることになりました。
来週の検診が待ち遠しいです。